高尚なペイン問題

プロダクト4階層 のターゲットとペイン・ゲインを考えているときに、ペイン・ゲインが高尚になってしまうことがよくある。
例えば、「〜について勉強したい」とか「〜ができるようになりたい」とか。
「高尚」を言い換えると「なくてもいいけどあるといいよね」、つまり芯を食ってない。
もしかしたら、ビジョンとかミッションに近いのかもしれない。

高尚なペイン問題に直面した時は、以下のアクションを取る。

Whyを掘り下げる

そのペイン・ゲインが発生する理由を掘ってみる。しかしこれが難しい。
ターゲットの属性に自分が含まれているときは、自分で考えて掘り下げることもできるが、そうじゃないときはターゲットの属性の人にインタビューするしかない。
運良くターゲットの属性の人にインタビューできたとして、インタビュイーがうまく言語化できないことも多い。
とにかく仮説をいっぱい出してみてインタビュイーに当ててみる方法を取るのがいいのかもしれない。

UXのレイヤーでがんばる

ペイン・ゲインが高尚な場合、ユーザーにアクションを取らせることが難しい。
どうにかユーザーにアクションをとらせるために、成功体験を得られるまでのハードルを下げて、小さく連続的に成功させてあげることが必要。

違うペイン・ゲインにする

そもそも芯を食っていない問題に付き合うのは無謀なので設計を見直す。
やっぱりこれがいちばんおすすめ。